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Raw Feedingとは、いわゆる生食の事で、単に生食と呼ばれたり、RMB(Raw Meaty Bones)やBARF Diet(Bones and Raw Food DietまたはBiologically Appropriate Raw Food)と呼ばれたりしています。以前はBARF Dietのページとしていましたが、いろいろな葛藤を経て現在はRaw Feeding(生食)としました。と言うのも、第一に私には未だに“犬はオオカミから、体の機能は変わらず、性質のみが変化した。”という、Dr. Billinghurstの“Biologically Appropriate Raw Food(生物学的に適切な生食)”の定義が信じられないからです。ある特定の目的の為、近親交配を続けて確立されてきた純血種 や1世代目のMixが多い今日で、犬種ごとの遺伝性疾患や、かかり易い疾患まで出てきているの に、体の機能が全く変化していない訳は無いと思うのです。濃くなった血の分、何らかのリスクも背負って来ていると考える方が自然に思えるし、そのリスクが食餌の適正にもバラエティーを与えてい て当たり前だと思うからです。 それでも、私はDr. Billinghurstの提唱するBARF Dietや、Dr. Lonsdaleの提唱するRMBがとってもお気に入りです(笑)その理由は単純で、我が家のワンは喜んで食べ、尚且つ健康診断で素敵な数値を維持してくれるからです。 でもBillinghurst氏やLonsdale氏、そしてその他の食餌のエキスパートの方も含めて、どこかの食事法に100%忠実に我が家のワンの献立を組み立てている訳ではありません。その為、このページをBARF Dietとしてではなく、Raw Feedingとしてコンテンツに大幅な変更をさせて頂きました。
生食を簡単に説明すると、犬の祖先だと考えられているオオカミの食事に出来るだけ近づけた食事の事を生食というのだと認識しています。食事の食材は大まかに、生肉、骨付き生肉、生野菜・果物を従来のAAFCO等が定めているバランスよりも、炭水化物を減らし、蛋白質を増やした食事法です。 |
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フード OR 生食? |
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私自身は、全てのドッグフードは悪い!とは全然思っていません。フードの中にも、いいものはあると思っていますし、我が家の老齢のスプリンガーのチョコは産まれてこの方ずーっとソリッドかカリフォルニアナチュラルのドライを食べています。(その他に生野菜やサプリメントを足していますが)私がBARFを知った時には既に彼女は老齢で、一度は切り替えを試みてみましたが、やはり下痢による体力消耗が危惧されるので、結局のところドライを食べています。現在チョコは、心臓病と戦っていますが、それでもこれまでの経過を考えると、間違っていたとは思えません。とても長い間健康体を維持してきたのです。 そんな事からも、良質なフードを全くダメだ!なんていう気は更々ありません。 何がいいたいかというと、簡単に市販のフードとBARFを比べる事は出来ないと言う事です。フードのバラエティ(良質〜悪質)がかなり多く、BARFも結構おいおい…というバランスの方がいるように思います。たとえば良質のフードと、バランスが目茶目茶な手作り食だったら、どっちがいいのでしょうか?私は迷わずフードだと思います。 ではでは…ここでは、良質のフード VS. バランスの取れた手作り食…で比べてみます。
以上のような事を考えたうえで、それでも私がフードではなくBARFを選んだ理由は以下の通りです。
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